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談の湯
インタビュー
2021.11.24
第1回 松本花奈様【後編】
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崎山蒼志モバイルファンクラブ「崎山寝返りの湯」にて不定期に実施する「談の湯」
このコンテンツは崎山蒼志が是非この方にインタビューしたい!という方を
お呼びし崎山自身がインタビュアーとなりお届けする対談コンテンツです。
記念すべき第1回目は映画監督であり、「国」のミュージックビデオ監督でもある松本花奈さんをお迎えし、前後編でお届けいたします。前編では松本さんの「国」についての印象や作品の作り方などをお伺いいしました。後編では松本さんをより深く知るために映像のお話~休日の過ごし方や好きな食べ物などをお伺いします。質問をしていく中で二人の意外な共通点も発覚・・?
前編はこちら
崎山
映像やもの作りで大事にしてることはありますか?
松本
結構今、映像が出る媒体がほんとにたくさんあるというか、映画もドラマもだし、YouTubeや、配信とかも。その媒体だったり、その映像の出方、だからこそのものを作りたいっていうか。
崎山
なるほど、MVだったらMV。
松本
MVにしかできないこととか、映画だったら映画にしかできないことをやれるよう意識しています。
崎山
なんかちょっと、自分の音楽作りにもわかるような部分もあります。シングルはシングルのよさがあって、アルバムはアルバムで…とか、タイアップの作品に合ったものっていうのも、考えたりとかするので。
崎山
松本さんのインタビュー記事で、どのぐらい納得いくところまでやるか、みたいな話をされていたのを見ました。どのくらい納得のいくところまでやられるんですか?
松本
一人で作るものじゃないからこそ、最初に自分が思ってた形から撮ったり編集したりしていくなかで、どんどん変わっていくなっていう感覚があって。形を変えたうえでのその時々のベストを作れたら、とは思っています。
崎山
最初に出す前とか、結構時間かけますか?
松本
そうですね。時間をかけたからいいものができるかっていうと、そうじゃなかったりもして。短い時間でやったほうがよかったときもあるなと思ったり。
崎山
確かに。
松本
曲を作るときって、短期間でやるんですか? それとも結構時間かけますか?
崎山
自分はわりとガっとできちゃったものがよかったりして。勢いとかもあったり。
松本
一回できたものを直したり、変えていくこともあるんですか?
崎山
ありますね。僕も結構いろんな方と制作する機会が最近は増えていて、それも面白いなと思ってやってるんですけど、そうなるとやっぱり自分が最初に思ってた形とは結構違ったりして。そのうえで一緒に人と作っていくのは、どういう風にいいものにしていくかみたいな感覚は、わかってないかもしれないけど、少しはわかります。
崎山
あと、影響受けた作品とかあるんですか?
松本
映画『69 sixty nine』です。長崎の佐世保を舞台に、学校のバリケード封鎖やフェスティバルの開催などを描いた作品なんですけど、男子高校生たちのふざけたコメディーっぽい会話や行動が沢山出てくるんです。映画を観たときに、超楽しそうって思って。「こういう学生生活、羨ましいな」という憧れの詰まった『69 sixy nine』のような映画を撮りたい、と考えるようになりました。
崎山
撮り方とか、こういうのがステキだなって思うポイントとかあるんですか?
松本
『69 sixty nine』もそうですし、音楽が効果的に使われている映画には、やっぱり惹かれます。音楽で時代観が表現されていたりすると、いいですよね。
崎山
こういう街の風景好きだなとかあります? ごめんなさい、ざっくりした質問で(笑)。
松本
キラキラと光っている風景が、好きです。今は早めに暗くなっちゃいますけど、レインボーブリッジを車で走るときとかは、わーってなりますね。夜景なのかな。
崎山
自分の生活圏内でもそういうのはありますか?時間帯とかでも。
松本
冬の朝は好きですね。
崎山
すごい澄んでる感じがありますよね。
松本
うん、澄んでる。冬が好きかもしれないですね、基本的に。
崎山
ああ、そうなんですね。最後に聞こうと思って用意してた質問で、好きな季節はなんですか?っていうのがあって。
松本
冬です。あははは。
崎山
発覚した。ありがとうございます(笑)。
松本
いつが好きですか?
崎山
秋冬ですかね。夏も好きですけど。
松本
秋いいですよね。秋って、毎年短い気がする。
崎山
そうですよね、気づいたらなくなってるみたいな。
松本
そうそう。
崎山
夕暮れみたいなのも好きで、それで秋が好きだなって。でも冬の澄んだ朝っていうのもわかります。
松本
空気がキレイで。
崎山
今考えてることというか、今撮りたい映像とかありますか?
松本
そうですね。最近、サスペンスとかミステリーにハマってて。ど直球な感情じゃない、うねっている感情、こう言ってるけどほんとは違う、みたいなものを撮ってみたいなっていう気持ちはありますね。
崎山
めちゃくちゃ見てみたい。サスペンスだったら、どんな音楽を使いたいとかありますか?
松本
抽象的ですけど、楽器がバーってなって、その中に声が生まれてるっていう曲よりかは、声が主軸となってる音楽を使いたいです。
崎山
なるほど。そういう曲を流したいというか。
松本
はい。歌詞がフューチャーされてるのが良いのかな。
崎山
それに乗っかっちゃうんですけど、好きな歌詞とかって、共通項あったりしますか? 難しい質問しちゃってすみません。
松本
いえいえ。好きな歌詞の傾向は、ちょっと昔のことを懐かしんでたりとか、あのときはああだったなとか、振り返ってるような歌詞に、救われる感じがするというか。まあ、どうにかなるかなと思えると、気持ちが楽になります。
崎山
なるほど。そういった歌詞が好きだったりとかっていうのも、映像とかに表れたりするものですか? 好みとか撮りたいものとか。
松本
そうですね。映像撮るときも、実際にその曲が流れないとしても、空気感としてこのシーンってこの曲っぽいよな、ということがあれば、スタッフやキャストの方々に共有するようにしています。音楽大事ですよね。
崎山
確かに。ありがとうございます。最後に、「5問5答」していいですか?
松本
はい。
崎山
休日の過ごし方は?
松本
最近は伊豆とか鎌倉に行ったり。できるだけ都会を離れて過ごしてます。
崎山
素敵です。好きな食べ物はなんですか?
松本
ロールキャベツ。あはは。
崎山
おいしいですよね。
松本
つばめグリルのロールキャベツがめっちゃおいしいです。
崎山
食べたことないです。食べてみたい。最近見たおすすめの作品、映画でもYouTubeでも本でもなんでもいいんですが、ありますか?
松本
最近見たやつだと、NETFLIXに、『アイ・アム・ア・キラー』という死刑囚の人に自身の生い立ちや事件の真相をインタビューしてるドキュメンタリーがあって。
崎山
すごい。日本の作品ですか?
松本
いや、外国で。いろんな国の人にインタビューしてるんですけど。どこか死刑囚の人の気持ちを理解できる部分もあって。もちろん絶対悪いことだけど。
崎山
境遇とか。
松本
そうですね。必ずしも、100%悪いかって言われると、ちょっとわかんなくなっちゃたりもして。人間ドラマが詰まってるんです。
崎山
すごい。結構パンチありそうですね。見たいです。
松本
あと同じNETFLIXだと、『わかっていても』っていう韓国の恋愛ドラマを見てます。わかっていても悪い男に引っかかってしまう女の子の話で。面白いです。
崎山
へえ。
松本
韓国の特徴なのかわかんないですけど、撮り方が日本の感じと違うなと思って。めちゃめちゃカット数が多いんですよ。それが新鮮で。
崎山
『わかっていても』は、音楽は結構ありますか?
松本
入ってますいっぱい。それこそボーカルありの音楽が結構入ってたりもして。
崎山
どっちも見ます(笑)。ちょっと派生しちゃうんですけど、ヨーロッパの映画とかって、すごい長回しというか、音がなかったりとか、それが効果的に使われるような。死刑囚のインタビューとかはどうなんですか? 長回しではない?
松本
それは基本インタビューしてて、間にイメージ映像が挟まれてくる感じですね。
崎山
なるほど、そういうのもあるんですね。ありがとうございます。生まれ変わるなら、何になりたいですか?急にめちゃくちゃ怖い質問してるんですけど(笑)。
松本
あははは。質問が面白い。生まれ変わるなら、これは切実に、歌がうまくなりたい。
崎山
へえ~!
松本
歌のセンスが欲しい、生まれ変わるなら。ほんとに音痴で、ヤバいんです。
崎山
そうなんですか?
松本
そう。中学のときの合唱コンクールで、指揮やってる友達に、「下手すぎるから、口パクにして」って言われて、泣いたりして(笑)。
崎山
え~、それもなかなかひどいですけど。
松本
あはは。っていうぐらい音痴で。なので、歌がうまい人になりたい。
崎山
面白いなあ。
松本
生まれ変わるならなんですか?
崎山
鳥とか。あはは。すみません。
松本
あはは。
崎山
でも、弱肉強食を感じる可能性があるじゃないですか、鳥とかでも。その怖さはありますけどね。
松本
死の危険が常に。
崎山
自然界は弱肉強食がすごい、諸行無常というか、より怖いのかなって思うので、そういう怖さはあるんですけど。僕は今歩いてますけど、フライングとスイミングを味わってみたいなっていう、1日だけでもいいので。
松本
なるほど。魚でもいい?
崎山
なかなか怖い世界だと思うんですけど(笑)。あと、さっき話の途中で答えられてましたが、好きな季節は冬ですよね。松本さんが思う、冬の名物とかあります?
松本
冬の北海道いいなあって。
崎山
ああ。
松本
何度か2月頃に北海道の夕張でやってる映画祭に行ったんですけど、絶対に東京じゃ見ることのできない、辺り一面雪景色がずっと広がってて、息を飲みました。
崎山
なるほど。そういうのも撮影とかのインスピレーションになったりしますか?
松本
そうですね。雪に対する憧れはずっとあって。
崎山
ああ、僕もあります。
松本
なんかいいですよね。
崎山
僕も住んでるところが雪が少なかったので、雪に対する憧れはありますね。ちょっと派生しちゃうんですけど、行ってみたい国はありますか?
松本
今まで外国にあんまり行ったことがなくて。台湾に一回行ったのと、昔ちょっとだけニュージーランドに住んでたんですけど、その2ヵ国しかなくて。一回はアメリカに行ってみたいですね。ブロードウェイを堪能したい。
崎山
へ~。僕は海外一度も行ったことないので、行ってみたいです。
松本
今行けないですもんね。
崎山
そうですね、今なかなか行けないですけど。飛行機があまり得意ではなくて。
松本
わかります。私も、高所恐怖症で。
崎山
おーっ。僕も得意じゃなくて、すごい怖くて。
松本
飛行機イヤですよね。落ちる!って。
崎山
僕は星野源さんの曲をいっぱい聴きます。すごい安心感があって、空の上だと星野源さんの頻度が上がりますね、安心したくて。
松本
あはは。浜松から東京は飛行機じゃなくて、新幹線ですよね?
崎山
はい、新幹線で。ひかりとか。のぞみが停まらないので。
松本
そうかそうか。
崎山
たくさん質問してしまいました。ありがとうございます。
松本
ありがとうございます。
崎山
めちゃくちゃつたなかったんですけど、ありがとうございました!またいつかご一緒したいです、よろしくお願いします。
松本
ぜひぜひ。よろしくお願いします。
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このコンテンツは崎山蒼志が是非この方にインタビューしたい!という方を
お呼びし崎山自身がインタビュアーとなりお届けする対談コンテンツです。
記念すべき第1回目は映画監督であり、「国」のミュージックビデオ監督でもある松本花奈さんをお迎えし、前後編でお届けいたします。前編では松本さんの「国」についての印象や作品の作り方などをお伺いいしました。後編では松本さんをより深く知るために映像のお話~休日の過ごし方や好きな食べ物などをお伺いします。質問をしていく中で二人の意外な共通点も発覚・・?
前編はこちら
崎山 映像やもの作りで大事にしてることはありますか?
松本 結構今、映像が出る媒体がほんとにたくさんあるというか、映画もドラマもだし、YouTubeや、配信とかも。その媒体だったり、その映像の出方、だからこそのものを作りたいっていうか。
崎山 なるほど、MVだったらMV。
松本 MVにしかできないこととか、映画だったら映画にしかできないことをやれるよう意識しています。
崎山 なんかちょっと、自分の音楽作りにもわかるような部分もあります。シングルはシングルのよさがあって、アルバムはアルバムで…とか、タイアップの作品に合ったものっていうのも、考えたりとかするので。
崎山 松本さんのインタビュー記事で、どのぐらい納得いくところまでやるか、みたいな話をされていたのを見ました。どのくらい納得のいくところまでやられるんですか?
松本 一人で作るものじゃないからこそ、最初に自分が思ってた形から撮ったり編集したりしていくなかで、どんどん変わっていくなっていう感覚があって。形を変えたうえでのその時々のベストを作れたら、とは思っています。
崎山 最初に出す前とか、結構時間かけますか?
松本 そうですね。時間をかけたからいいものができるかっていうと、そうじゃなかったりもして。短い時間でやったほうがよかったときもあるなと思ったり。
崎山 確かに。
松本 曲を作るときって、短期間でやるんですか? それとも結構時間かけますか?
崎山 自分はわりとガっとできちゃったものがよかったりして。勢いとかもあったり。
松本 一回できたものを直したり、変えていくこともあるんですか?
崎山 ありますね。僕も結構いろんな方と制作する機会が最近は増えていて、それも面白いなと思ってやってるんですけど、そうなるとやっぱり自分が最初に思ってた形とは結構違ったりして。そのうえで一緒に人と作っていくのは、どういう風にいいものにしていくかみたいな感覚は、わかってないかもしれないけど、少しはわかります。
崎山 あと、影響受けた作品とかあるんですか?
松本 映画『69 sixty nine』です。長崎の佐世保を舞台に、学校のバリケード封鎖やフェスティバルの開催などを描いた作品なんですけど、男子高校生たちのふざけたコメディーっぽい会話や行動が沢山出てくるんです。映画を観たときに、超楽しそうって思って。「こういう学生生活、羨ましいな」という憧れの詰まった『69 sixy nine』のような映画を撮りたい、と考えるようになりました。
崎山 撮り方とか、こういうのがステキだなって思うポイントとかあるんですか?
松本 『69 sixty nine』もそうですし、音楽が効果的に使われている映画には、やっぱり惹かれます。音楽で時代観が表現されていたりすると、いいですよね。
崎山 こういう街の風景好きだなとかあります? ごめんなさい、ざっくりした質問で(笑)。
松本 キラキラと光っている風景が、好きです。今は早めに暗くなっちゃいますけど、レインボーブリッジを車で走るときとかは、わーってなりますね。夜景なのかな。
崎山 自分の生活圏内でもそういうのはありますか?時間帯とかでも。
松本 冬の朝は好きですね。
崎山 すごい澄んでる感じがありますよね。
松本 うん、澄んでる。冬が好きかもしれないですね、基本的に。
崎山 ああ、そうなんですね。最後に聞こうと思って用意してた質問で、好きな季節はなんですか?っていうのがあって。
松本 冬です。あははは。
崎山 発覚した。ありがとうございます(笑)。
松本 いつが好きですか?
崎山 秋冬ですかね。夏も好きですけど。
松本 秋いいですよね。秋って、毎年短い気がする。
崎山 そうですよね、気づいたらなくなってるみたいな。
松本 そうそう。
崎山 夕暮れみたいなのも好きで、それで秋が好きだなって。でも冬の澄んだ朝っていうのもわかります。
松本 空気がキレイで。
崎山 今考えてることというか、今撮りたい映像とかありますか?
松本 そうですね。最近、サスペンスとかミステリーにハマってて。ど直球な感情じゃない、うねっている感情、こう言ってるけどほんとは違う、みたいなものを撮ってみたいなっていう気持ちはありますね。
崎山 めちゃくちゃ見てみたい。サスペンスだったら、どんな音楽を使いたいとかありますか?
松本 抽象的ですけど、楽器がバーってなって、その中に声が生まれてるっていう曲よりかは、声が主軸となってる音楽を使いたいです。
崎山 なるほど。そういう曲を流したいというか。
松本 はい。歌詞がフューチャーされてるのが良いのかな。
崎山 それに乗っかっちゃうんですけど、好きな歌詞とかって、共通項あったりしますか? 難しい質問しちゃってすみません。
松本 いえいえ。好きな歌詞の傾向は、ちょっと昔のことを懐かしんでたりとか、あのときはああだったなとか、振り返ってるような歌詞に、救われる感じがするというか。まあ、どうにかなるかなと思えると、気持ちが楽になります。
崎山 なるほど。そういった歌詞が好きだったりとかっていうのも、映像とかに表れたりするものですか? 好みとか撮りたいものとか。
松本 そうですね。映像撮るときも、実際にその曲が流れないとしても、空気感としてこのシーンってこの曲っぽいよな、ということがあれば、スタッフやキャストの方々に共有するようにしています。音楽大事ですよね。
崎山 確かに。ありがとうございます。最後に、「5問5答」していいですか?
松本 はい。
崎山 休日の過ごし方は?
松本 最近は伊豆とか鎌倉に行ったり。できるだけ都会を離れて過ごしてます。
崎山 素敵です。好きな食べ物はなんですか?
松本 ロールキャベツ。あはは。
崎山 おいしいですよね。
松本 つばめグリルのロールキャベツがめっちゃおいしいです。
崎山 食べたことないです。食べてみたい。最近見たおすすめの作品、映画でもYouTubeでも本でもなんでもいいんですが、ありますか?
松本 最近見たやつだと、NETFLIXに、『アイ・アム・ア・キラー』という死刑囚の人に自身の生い立ちや事件の真相をインタビューしてるドキュメンタリーがあって。
崎山 すごい。日本の作品ですか?
松本 いや、外国で。いろんな国の人にインタビューしてるんですけど。どこか死刑囚の人の気持ちを理解できる部分もあって。もちろん絶対悪いことだけど。
崎山 境遇とか。
松本 そうですね。必ずしも、100%悪いかって言われると、ちょっとわかんなくなっちゃたりもして。人間ドラマが詰まってるんです。
崎山 すごい。結構パンチありそうですね。見たいです。
松本 あと同じNETFLIXだと、『わかっていても』っていう韓国の恋愛ドラマを見てます。わかっていても悪い男に引っかかってしまう女の子の話で。面白いです。
崎山 へえ。
松本 韓国の特徴なのかわかんないですけど、撮り方が日本の感じと違うなと思って。めちゃめちゃカット数が多いんですよ。それが新鮮で。
崎山 『わかっていても』は、音楽は結構ありますか?
松本 入ってますいっぱい。それこそボーカルありの音楽が結構入ってたりもして。
崎山 どっちも見ます(笑)。ちょっと派生しちゃうんですけど、ヨーロッパの映画とかって、すごい長回しというか、音がなかったりとか、それが効果的に使われるような。死刑囚のインタビューとかはどうなんですか? 長回しではない?
松本 それは基本インタビューしてて、間にイメージ映像が挟まれてくる感じですね。
崎山 なるほど、そういうのもあるんですね。ありがとうございます。生まれ変わるなら、何になりたいですか?急にめちゃくちゃ怖い質問してるんですけど(笑)。
松本 あははは。質問が面白い。生まれ変わるなら、これは切実に、歌がうまくなりたい。
崎山 へえ~!
松本 歌のセンスが欲しい、生まれ変わるなら。ほんとに音痴で、ヤバいんです。
崎山 そうなんですか?
松本 そう。中学のときの合唱コンクールで、指揮やってる友達に、「下手すぎるから、口パクにして」って言われて、泣いたりして(笑)。
崎山 え~、それもなかなかひどいですけど。
松本 あはは。っていうぐらい音痴で。なので、歌がうまい人になりたい。
崎山 面白いなあ。
松本 生まれ変わるならなんですか?
崎山 鳥とか。あはは。すみません。
松本 あはは。
崎山 でも、弱肉強食を感じる可能性があるじゃないですか、鳥とかでも。その怖さはありますけどね。
松本 死の危険が常に。
崎山 自然界は弱肉強食がすごい、諸行無常というか、より怖いのかなって思うので、そういう怖さはあるんですけど。僕は今歩いてますけど、フライングとスイミングを味わってみたいなっていう、1日だけでもいいので。
松本 なるほど。魚でもいい?
崎山 なかなか怖い世界だと思うんですけど(笑)。あと、さっき話の途中で答えられてましたが、好きな季節は冬ですよね。松本さんが思う、冬の名物とかあります?
松本 冬の北海道いいなあって。
崎山 ああ。
松本 何度か2月頃に北海道の夕張でやってる映画祭に行ったんですけど、絶対に東京じゃ見ることのできない、辺り一面雪景色がずっと広がってて、息を飲みました。
崎山 なるほど。そういうのも撮影とかのインスピレーションになったりしますか?
松本 そうですね。雪に対する憧れはずっとあって。
崎山 ああ、僕もあります。
松本 なんかいいですよね。
崎山 僕も住んでるところが雪が少なかったので、雪に対する憧れはありますね。ちょっと派生しちゃうんですけど、行ってみたい国はありますか?
松本 今まで外国にあんまり行ったことがなくて。台湾に一回行ったのと、昔ちょっとだけニュージーランドに住んでたんですけど、その2ヵ国しかなくて。一回はアメリカに行ってみたいですね。ブロードウェイを堪能したい。
崎山 へ~。僕は海外一度も行ったことないので、行ってみたいです。
松本 今行けないですもんね。
崎山 そうですね、今なかなか行けないですけど。飛行機があまり得意ではなくて。
松本 わかります。私も、高所恐怖症で。
崎山 おーっ。僕も得意じゃなくて、すごい怖くて。
松本 飛行機イヤですよね。落ちる!って。
崎山 僕は星野源さんの曲をいっぱい聴きます。すごい安心感があって、空の上だと星野源さんの頻度が上がりますね、安心したくて。
松本 あはは。浜松から東京は飛行機じゃなくて、新幹線ですよね?
崎山 はい、新幹線で。ひかりとか。のぞみが停まらないので。
松本 そうかそうか。
崎山 たくさん質問してしまいました。ありがとうございます。
松本 ありがとうございます。
崎山 めちゃくちゃつたなかったんですけど、ありがとうございました!またいつかご一緒したいです、よろしくお願いします。
松本 ぜひぜひ。よろしくお願いします。